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日蓮大聖人・池田大作

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「聖教新聞」創刊25周年に寄せて 庶民と友情のスクラム固く

1976.4.20 「広布第二章の指針」第8巻

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3  新聞は日々新しいものではあるが、いたずらに新奇さを追うものではない。スクープ(特ダネ)からスコープ(広い視野)へ――といわれるのも、時代の要請なのであろう。五千号を迎え、二十五歳の若者となった「聖教新聞」の本舞台はいよいよこれからである。今日よりは、さらに一万号をめざして世の負託にこたえていくことを望みたい。
 ひとくちに一万号といっても、その達成の日までには十数年の歳月が流れゆくことであろう。そのとき、この人間の機関紙はいかなるものになっているであろうか。また、二十一世紀の第一日の紙面はどのようなものになるのであろうか。
 ともかく「聖教新聞」は、学会員一人ひとりが創りあげている新聞であり、広布の歴史そのものである。これまでの輝かしい伝統を継承し、発展させて、永遠に世界の庶民の味方として、歩みゆくよう祈ってやまない。
 最後に歴代の編集局長に「ご苦労さまでした」と申し上げ、お祝いの辞としたい。

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