Nichiren・Ikeda
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「信心の在り方について」をとおして
1975.12.8 「広布第二章の指針」第7巻
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4 いつの時代にあっても、偉大な事業を成さんとする人に、強靱な忍耐と前へ進む強固な意志が要請されるのはいうまでもない。いわんや、荒れ狂う社会のなかで、人類未聞の広宣流布に進みゆく私どもにおいてをやである。徳川家康は「人生は常に不自由と思え」と語ったといわれるが、この不自由な環境からこそ、偉大なものができあがっていくということを忘れてはならない。
信心の世界にあるのはただ「求道」の二字である。批判する人間に紛動される者は、愚かといわざるをえない。ともかく、あらゆる行き詰まりと悩みと戦いながら、弘教に励み、多くの人々のめんどうをみた人のみが、永遠の成仏を約束され、真実の人間道を歩むことができるのであり、そこに人間革命もある。(要旨)