Nichiren・Ikeda
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日蓮大聖人・池田大作
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信越代表者会議
2008.8.24 スピーチ(聖教新聞2008年上)
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師のために!
難を受け、ともに牢獄に赴いた戸田先生が、牧口先生の獄死を知ったのは、年明け早々のことであった。
先生は、当時を振り返って言われていた。
「ちょうど、20年1月8日、忘れもしません、その日に初めて呼び出され、予審判事に会ったとたんに、『牧口は死んだよ』といわれました」
「あれほど悲しいことは、私の一生涯になかった。そのとき、私は『よし、いまにみよ! 先生が正しいか、正しくないか、証明してやる。もし自分が別名を使ったなら、巌窟王の名を使って、なにか大仕事をして、先生にお返ししよう』と決心した」と。
「巌窟王」──この信念で先生は、出獄後、師の仇討ちを誓い、学会の再建に、一人立ち上がられた。
世界平和という牧口先生の壮大な夢を実現するため、事業も始められた。
しかし、しばらくして戸田先生の事業は挫折。その結果、多額の借金を抱え、多くの人が、先生を誹謗しながら去っていった。
その先生を支えるため、私は自らを犠牲にして、働きに働いた。
冬なのに、オーバーもなかった。そんな私を、奇異な目で見る人間もいた。
靴がなくて、げたを履き、「カランコロン」と音を鳴らしながら歩いたこともある。
しかし私は、気にもかけなかった。師のために、悠然と胸を張って戦った。
ある時は、ご自宅にうかがい、夜通し先生をお護り申し上げた。
それほどまでに、私は、何もかも、先生に捧げたのである。
経済的にも、社会的にも、名誉の上でも、先生を護り、だれも想像しなかった世界的な学会を築き上げた。
これが、創価の師弟の勝利劇である。
「師のために」──この心がなくなれば、仏法者ではない。この峻厳なる精神を、学会の永遠の伝統にしていかねばならない。
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結びに、敬愛する信越の皆さんに、和歌を贈りたい。
偉大なる
おお信越の
同志らは
日本一なる
信仰王者か
師弟不二
深く知りたる
信越の
同志に幸あれ
三世に福あれ
そして、「信越の同志 万歳! 信越の広宣流布 万歳! 諸天善神 厳護せよ!」と申し上げ、私の入信記念日のスピーチとさせていただきたい。
我らは、世界一の平和の大事業を担っているのだ。これほどの誉れはない。
不惜身命で戦おう! 折伏精神で語ろう! これこそ日蓮大聖人の魂であるからだ。
私も、同志の皆さんの祈りのおかげで、ますます健康である。広布へ戦えば、元気になる。一人が立てば、必ず幸福の波動が広がる。
若々しく進もう! すべてに勝とう! 勝利を祈って行動しよう!
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