Nichiren・Ikeda

Search & Study

日蓮大聖人・池田大作

検索 & 研究 ver.9

広布第2幕・第5回全国青年部幹部会 サントドミンゴ自治大学「名誉博士号」授与式

2008.1.19 スピーチ(聖教新聞2008年下)

前後
14  人類を照らせ
 貴国の不屈の女性の闘士、ミラバル姉妹は全生命を振り絞って、こう断言しました。
 「だれ人たりとも、民衆の内なる力、そして、民衆の価値観を認めないわけにはいかない。民衆を認めない傲慢な輩は、すべて挫折するでありましょう」
 時代の闇は深い。だからこそ世界は創価の民衆の前進に、旭日の希望を見いだし始めています。世界の指導者をはじめ、文豪や科学者、多くの識者も期待を寄せてくださっている。
 このほど、ウィーンの大音楽家(ジークフリート・アンドラシェック氏)が、私のために素晴らしいワルツを作曲し、贈ってくださった。その題名は「旭日」。旭日ような、創価の満々たるエネルギーと、暗闇を破る光を絶妙な名曲に表現してくださいました。
 どうか、私の大切な、愛する英雄の君たちよ!
 サントドミンゴ自治大学に学ぶ、16万人を超える英才をはじめ、全世界の青年たちと心を通わせながら、英知と勇気の朝日のごとき光をもって、地域を、社会を、そして人類の未来を、燦然と照らしていってくれたまえ!――そう声を大にして、申し上げたいのです。〈ここで名誉会長の提案により参加者全員でドミニカ共和国の万歳、青年部の万歳を三唱した〉
15  強き心で進め
 結びにドミニカの劇作家フェデリコ・ベルムーデスの言葉を、若き諸君に贈りたい。
 「良き魂よ、喜びたまえ! 苦しみは、霧雨のようなものにすぎない」
 「嘆きは不毛である。勝利は戦ってのみ、勝ち取ることができる。ゆえに、雪崩のように迫ってくる逆境や不幸にも、我々は断固たる勇気をもって立ち向かうのだ」
 嘆いても、何もならない。不毛な魂であってはなりません。
 太陽がパーッと輝き、大地には花が咲き、青々とした野菜が実る。
 そういう光景を思わせるような、豊かな、強き心で進んでください。
 「仏法と申すは勝負をさきとし」です。
 戦うことだ。戦わない者は、永遠に敗北者となる。
 戦おう! 心から敬愛してやまぬ「教育の太陽の国」ドミニカに永遠無窮の栄光あれと、私たちは心からお祈り申し上げます。
 ムーチャス・グラシアス!(スペイン語で「大変に、ありがとうございました!」)

1
14