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全国代表者会議  

2007.10.30 スピーチ(聖教新聞2007年下)

前後
32  藤村は「誰でも人間の笑顔を見たいと思わないものはない」(同、現代表記に改めた)と書いた。
 笑顔は、最高の贈り物である。幹部は、笑顔で同志と語らい、同志を励ましていくのだ。
 不機嫌な表情や、つんとした顔をしていてはいけない。偉そうな態度など、もってのほかだ。
 戸田先生はよく、私の妻に「香峯子の笑顔は、学会の笑顔だよ」と言われていたことを思い出す。
 リーダーは、同志にどこまでも心を配り、その人々のために、一つ一つ手を打っていくことだ。一日に一つ手を打つだけでも、一年で365の手を打つことになる。そうすれば、学会は、何十倍もの力を発揮していける。横着になってはいけない。一つ一つの積み重ねである。
33  友情を結べ
 藤村は、母校・明治学院(現在は明治学院大学)の校歌でも、青春の気概を謳っている。
 「こころせよまなびの友よ 新しき時代は待てり もろともに遠く望みて おのがじし道を開かむ」「ああ行けたたかえ 雄々しかれ 眼さめよ起てよ畏るるなかれ」(『藤村全集第6巻』同、現代表記に改めた)
 青年に対する、文豪の深い深い期待が、胸に迫ってくる。
 未来はすべて、若き君たちのものである。新しい時代へ、雄々しく進むのだ。
 藤村は「好い友情は若いうちに結んで置きたい」(『藤村全集第9巻』同)とも記している。
 藤村自身、青春時代の友情から、生涯にわたって啓発を受けた。若き日の友情は、一生の宝である。
34  いつまでも生き生きと!
 どうか、いつまでも、生き生きと、若々しく生き抜いていっていただきたい。
 何歳になっても青春の気概を忘れず!
 戦っている人は、顔を見ればわかる。目でわかる。輝きと光を放っている。
 どうか体を大事に。病気にならないよう、賢明な生活を送ってほしい。病気になれば、自分が損をする。家族もかわいそうだ。根本は、病気にならないよう、しっかりと祈っていくことである。
 女子部の皆さんは、福運を積んでください。その人が最後は勝つのです。
 皆様が、ますます福徳に包まれ、健康に生き抜かれることを、私たち夫婦は、毎日、真剣に祈っています。
 お父さん、お母さん、ご家族の皆様、同志の皆様にくれぐれもよろしく。長時間ありがとう! ご苦労さま!

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