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各部代表研修会  

2006.8.23 スピーチ(聖教新聞2006年下)

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25  青年を愛する戸田先生は、「人材は訓練しなければ人材とはならないのだよ」と言われた。
 また、「大聖人の弟子は師子王の子の如し。師子の子は、鍛えれば鍛えるほどたくましくなる」「広宣流布といっても、要は人材の城をつくることだ」とおっしゃっていた。
 中国の古典『管子』には、こうある。
 「一を植えて十の収穫があるのは木材、一を植えて百の収穫があるのは人材である」(諸橋轍次著『中国古典名言事典』講談社学術文庫)
 「地涌の人材」を見いだし、育成し、そして団結していく。これほどの大偉業はない。
 戸田先生の構想は、常に青年とともにあった。
 「広宣流布の大事業は、新しい時代に応じた、新しい熱と力が不可欠なのだ! それには、青年が立つことだ。青年の力を信ずることだ」
 私も、まったく同じ思いでいる。いつの時代も、青年の熱と力が、時代を変える。
 青年部の諸君に、近代ロシアの詩人マヤコフスキーの詩の一節を贈りたい。
 「はこべぬ重荷を/はこぶぼく。/投げ出したいけど、/いや、/投げ出さないぞ!」(小笠原豊樹訳『マヤコフスキイ詩集』彌生書房)
 人間は、真に責任を担い立ったとき、真に高貴となる。その時に、真実の底力が発揮される。
 戸田先生は、ある時に笑顔でおっしゃった。
 「戦いは、いよいよ、これからだよ。楽しく、また断固として一緒に、戦おうじゃないか!」
 この恩師の師子吼を、ともどもに胸に響かせながら、前進し、そして勝利してまいりたい。
 研修期間中、信越の同志の皆さんには、大変にお世話になりました。心から御礼申し上げます。
 結びに、「創価学会、万歳!」「わが偉大なる同志、万歳!」と申し上げて、記念のスピーチとします。皆さん、ありがとう!

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