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日蓮大聖人・池田大作

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「池田大作講演集」第2巻

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5  最高の仏道修行、社会への貢献、福運を積む実践
 それから、第四の懺悔とは「六斎日に於いて諸の境内に勅して、力の及ぶ所の処に不殺を行ぜしめ、此の如き法を修する、是れを第四の懺悔を修すと名づく」とあります。ちょっと難しい言葉ですが、現在でいえば、御授戒、座談会にあたります。
 座談会に出席して、一生懸命に指導、折伏したり、新入信者の面倒をみる。お寺へ御授戒に連れて行くことも、これにあたります。
 第五の懺悔とは「但当に深く因果を信じ、一実の道を信じ、仏は滅したまわずと知るべし。是れを第五の懺悔を修すと名づく」――「因果を信じ、一実の道を信じ」とは、御本尊を信じることであります。信心のための信心というような観念論ではないのです。信心即生活であるということをわきまえておかなくてはなりません。
 また「一実の道」とは、御本尊を根幹とした妙法流布の実践です。
 「仏は滅したまわずと知るべし」――仏の予言というものは、必ず実現できる。仏の予言を実現するために活躍していく――これが第五の懺悔ということになります。
 これらを要約すると、いつも私どもが実践していることばかりです。
 したがって皆さん方は、最高の仏道修行、社会への貢献、福運を積む実践をしているということを、更に確信して、自信をもって、伸びのびと、人生を歩していっていただきたい。

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