Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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10月度学生部幹部会 断絶と暴力に挑め

1969.10.10 「池田大作講演集」第2巻

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5  第四に『生命の世紀への、革新の道を進む次代の指導者は、ほかのだれでもない。詰君こそ使命を担うにふさわしい主体者でなければならない』
 根本の”人間”を忘れ、いくら未来像を描いて喜んだところで、それは、所詮、絵に描いた餅にすぎない。科学の発達に希望をつないでみても、科学それ自体に、人間の善悪の判断を託すことは絶対にできないのであります。幸い、地球上の人類の英知は、滔々たる生命の流れに、耳をすましはじめている。また、そうせざるをえなくなってきております。
 それは時代の本流になろうとしている。本門戒壇である正本堂の建立を間近にみる私どもは誰人よりも、また、いずこの学生よりも、社会の先駆者の誇りをもって、進んでいかなければならない。それが、私どもの宿命でもあります。
 すなわち、先駆者としての闘魂をたぎらせ、絢爛たる”生命の世紀”の扉を開いていく誇り高き主体者として、あらゆる暴力、断絶の世界に、二十数万の妙法の革命児が、挑戦していっていただきたいのであります。(大拍手)
 最後に、生命の尊厳の旗を振りかざし、無気力とゲバルトに挑戦し、”第三の道”を進んで反戦と平和とを戦い取ろうとする戦士達よ! 真の救世の勇敢なる諸君達に、私は全生命を傾けて、共感と支援とを、あえて惜しまないものであります。(大拍手)
 そして”第三の道”よ、その前途晴れやかであれ! と心から叫び、かつ祈りまして、私の話を終わります。(大拍手)

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