Nichiren・Ikeda
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10月度子部幹部会
救世の革命に悔いなき青春を
1969.10.8 「池田大作講演集」第2巻
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6 第五に『諸君は、滔々たる生命の流れに身をまかせて、時代の激流に抜き手を切って進まねばならない』
"時代を知れ"とは”時代を洞察せよ"ということであります。今、人間社会の時代の激流をみるならば、末法という下流にくだるにしたがって、濁りきってしまった。
臭気は鼻をつき、どす黒い流れとなって人々は顔をそむけ、もがきながら窒息にあえいでいる。それが社会の現状であります。
仏の使徒である正統なる革命児の諸君は、一人として、そのなかにおぼれるようなことがあってはならない。私どもの滔々たる生命の清流は、源を遠く発していたが、今ここに時きたり、混濁と化した社会の激流に突入した。そして激突を開始したのであります。
ウズは巻き起こった。しかし、人々は、まだ私どもの、この”浄化”の働きに気がついていない。ウズは大きく巻き始めております。その証拠に、遂に日本の第三勢力となり、実質的に日本を動かす力となっているではありませんか。(大拍手)
草創期の激闘が、今ここに再び始まっているのであります。故に、私どもは抜き手を切って進まなければならない。抜き手とは何か。――日々の存分なる闘争、信・行・学の実践であります。生命の清流はいまや時代の流れであり、やがて全ての混濁を浄化するでありましょう。これを宗教革命とも、広宣流布とも、生命の世紀ともいうのであります。
どうか、安んじて、この清流の大河に全身をまかせ、ともどもに勇敢に抜き手を切り、まず、日本の広宣流布の彼岸まで進もうではありませんか。(大拍手)
ともあれ、男子部の闘争と前進が革新を意義づけ、革新それ自体であり、また、革新の象徴であることを自覚されたい。諸君の健康と、いよいよの健闘とを心より祈るものであります。(大拍手)