Nichiren・Ikeda

Search & Study

日蓮大聖人・池田大作

検索 & 研究 ver.9

長野県幹部会 不滅の建設に誇りを

1969.5.27 「池田大作講演集」第2巻

前後
2  法華経普門品「慈眼をもちて衆生を視給う、福聚の海無量なり」との文の御義口伝に「所謂南無妙法蓮華経福智の二法なり」とあります。
 南無妙法蓮華経には福運と智恵、英知が全て含まれている。仏の慈悲に照らされるが故に、誰人といえども、大海のような測り知れない福運と智恵を享受できるということです。
 大聖人は題目を唱えて初めて、この福智の大海原を具現することができると仰せなのであります。
 悩んだり、悲観したりする信心ではない。福智の大海原を悠々と泳ぎ、家庭、社会、国土に福智をもたらし、貢献しきっていく、そういう生涯を貫くための信心であることを自覚しなければなりません。
 この大聖人の指導を、観念ではなく事実のうえで証明していこうではありませんか。
 最後に長野のモットーとして『鉄の団結の長野』『生命力溢るる長野』『いつも歌声の聞こえる長野』を掲げて前進していただきたい。互いに守り合い、親子、兄弟以上のうるわしい鉄の団結を目指していこうではありませんか。そして、唱題を根本に、たくましい生命力を湧現し、明るいはずんだ歌声が、いつもみなぎっている長野であってほしいのです。
 この合い言葉あるところ、本末究竟して等しく、十年、二十年先、お子さんやお孫さんの時代には、事実のうえで見事な体制ができあがっていくことを強く訴えておきたいと思います。

1
2