Nichiren・Ikeda
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折伏こそ末法の修行の根本
「池田大作講演集」第1巻
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8 折伏なき文化活動は砂上の楼閣
多角的な文化活動も、この一年、全てが順調に進み、完璧に軌道に乗りました。これらは全て、それぞれの首脳に一切任せ、責任をもって、前進してもらいたいと思っております。
広宣流布だけが私どもの最大の目的です。ご存知の通り、創価学会の常住御本尊には「大法弘通慈折広宣流布大願成就」としたためられております。
すなわち、折伏がある故に広宣流布ができるという定義なのであります。したがって折伏こそが信心であり、信心は即折伏であるともいえます。広宣流布、文化活動といっても、所詮、学会の使命である折伏をあくまでも深く広く前進させていく以外にありません。文化活動が多角的になったからといって、この本筋を忘れたならば、大きな誤りを犯すことになります。その根本の梶だけを私はとっていく決意です。
それがなくなったときは、全てが砂上の楼閣となり、名聞名利に陥り、結局、行き詰まって、純粋な後輩が苦しむということを銘記していただきたい。
したがって、私とともに、信心の歩調を合わせ、唯一の大目的である広宣流布に向かって、楽しく前進していってください。(大拍手)