Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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第1回婦人部総会記念論文 創造性ある″全体人間″たれ

1969.3.1 「池田大作講演集」第1巻

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10  団結堅き″異体同心丸″
 私は、かつて、美しい、力強い団結で、進む創価学会を大船になぞらえ、その名を″異体同心丸″と名づけた。皆さんは、全員、その誉れある乗り組み員である。
 今、この大船は、生命の世紀に向かって、荒れ狂う怒涛も悠々と乗りきって、いよいよその速度を増しながら進んでいる。その大船を動かしている主体者は皆さんである。皆さんこそ創価学会の支えであり、創価学会それ自体であるといってもよい。その皆さんに、大聖人の血脈が流れないわけはない。絶対に幸福へのコースを、真一文字に進んでいることを確信していただきたい。
 だが、名聞名利のため、あるいは虚栄のため、見栄のため、同志を大事にせず、いじめたり、犠牲にしていく人は「城者として城を破る」との戒めにあたる人であろう。厳しい仰せではあるが、創価学会の精神は、これ以外になく、また、今日までの伝統も、現在の戦いも、未来の建設も、絶対に、異体同心の四文字に尽きることを知っていただきたい。
 この栄えある第一回婦人部総会を、新たなる建設の、戦いの第一歩として、更に清新の息吹きをたたえ、世界一の婦人、世界一の幸福な家庭、世界一の清らかな婦人団体として、見事なる人間革命、家庭革命、社会革命の前進を開始されんことを心より祈ってやまない。

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