Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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第11回学生部総会 戦う学生部に栄冠あれ

1968.9.8 「池田大作講演集」第1巻

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22  第五に『喜々として妙法を信じ、行じ、学び、真摯な学徒として行動するならば、輝く知性と鉄の意志と、頑健な身体は、諸君の生涯のものとなろう』
 二十一世紀への新しき世界的はすでに開始されております。やがては怒濤となっていくことでありましょう。その怒濤のなかで悠々と抜き手をきって、世界の民衆を青年を幸福の彼岸に運ぶためには、妙法に照らされた知性と意志と体力とをもつ諸君の出現が、絶対の要請となってくることを確信したいのであります。(拍手)
 御義口伝にいわく「此の法華経を閻浮提に行ずることは普賢菩薩の威神の力に依るなり、此の経の広宣流布することは普賢菩薩の守護なるべきなり」と。普賢菩薩とは学生部の諸君のことであります。諸君こそ世界の広宣流布の主体者であり、中心人物たれとの御文なのであります。
 どうか、諸君はしっかり語学をマスターし、いつでも世界の広宣流布の舞台におどりでていける力を、この学生時代に養っていただきたいことを重ねて強調するものであります。(拍手)
 私は、諸君にバトンタッチをするため、全力をあげて戦い、道を切り開き、舞台を整えておきます。諸君はその舞台のうえにどうか新時代の旗手、自由と平和の戦士として、伸びのびと、自由自在に乱舞していってください。(大拍手)
 観心本尊抄にいわく「天晴れぬれば地明かなり法華を識る者は世法を得可きか」、また報恩抄にいわく「根ふかければ枝しげし源遠ければ流ながし」と。諸君はこの御金言の体現者としてたくましく育っていただきたい。
 最後に、来賓の方々に、学生部一同に代わって深く御礼申し上げるとともに″戦う学生部に、栄光の未来に進む諸君に栄冠あれ″と念じつつ、私の話を終わらせていただきます。(大拍手)

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