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民衆と共に前進 広島会館落成入仏式

1955.3.7 「会長講演集」第13巻

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3  最後に、ただいま理事長から話がありましたが、おとといは宇部の会館の落成入仏式が終了しました。私はうれしい。
 広島というと、すぐに連想するのは山口であります。昭和三十一年前後であったと記憶しますが、戸田先生の指示で、単身、山口作戦に私が陣頭指揮をとりました。
 当時は数十世帯あるか、ないかの状態でした。延べ三十日間で約六千世帯の折伏をしたわけであります。その時に、はせ参じた人は山田さんでありました。また各支部から何人かの同志の方々も応援にきてくださいましたが、その人たちのことは、私はいまでも忘れておりません。ただいま落成入仏式のときにも、題目を送りました。
 当時は理事室もなんら応援してくれない。戸田先生はそうとうの考えがあっての山口作戦であったわけです。私はよく知っていました。会社もなんとかつごうをつけ、電車賃もぜんぶ自分でつごうつけての戦いであります。思い出は深い。その時にタイアップして、今日の大基盤をつくったのが山田さんであります。
 したがっていろいろな点で、山田さんに対しては、私は敬意を表しております。大事にしております。こんど国会議員に立つにおいても、いままで山田さんたちをいじめた検事を向こうに回して、法務委員として堂々と戦うことを、私は楽しみにしております。(拍手)
 結論として、山田さんについていけば、信心は間違いない。やかましくいわれてがんばりきれる人は、もう一人前である。このように申し上げるわけなのです。どうか山田さんも、いままで以上に支部員の人たちのなかにはいって、親しまれ、尊敬されて、ご期待にそえるようにがんばってもらいたい。
 最後に阿部先生のご導師を心から感謝申し上げ、そして青山先生のご臨席を厚くお礼申し上げまして、私のあいさつといたします。がんばってください。(拍手)

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