Nichiren・Ikeda
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学会の筋金「教学」
2月度教授会
1965.2.27 「会長講演集」第13巻
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2 ですから本部の幹部会はひじょうに大事である。少しぐらい他の会合に失敗があっても、本部の幹部会、一時間か一時間半です。この大網がきちんと境智冥合するならば、ぜんぶ生きてしまう。変毒為薬される。それでまた。次の一か月間の偉大なる推進力、確信、自身を与えることは間違いない。
この本部の幹部会の大網を、こんどは支部、地区、班、座談会で細かに徹底し、実践し、そしゃくしていくならば心配なかろう、これが正しいありかたではなかろうか、こう思っております。教授の方々は全員が理事ではありませんが、そのつもりで、各所でひとつ本部の幹部会を推進し、見守っていっていただきたい。
ともに大事なのは教授会です。その本部の幹部会をも、もっと根底的に、深く、長く、指導しきっていく源泉は教授会です。したがって、教授の皆さん方は勉強もたいへんでしょう。指導もたいへんでしょう。折伏もたいへんでしょう。しかし、実質の創価学会の最高首脳部という名誉と責任とを忘れないで、人一倍に張り切って、戦っていただきたい。これが私の心からの念願です。
いろいろと教学の問題等は、各部の教授会で打ち合わせ等がありますゆえに、ここではしませんが、全教授が集まって、学会の発展、教学の振興、浸透、これを御本尊様にいっしょに願いきって、毎月いっぺん、有意義に会合を開いていきたい。
このように思います。お願いします。
この二つに重点をおき、この二つが完ぺきであるならば、創価学会の王仏冥合の大網はあやまらない。いかなる立体作戦、応用作戦をしたとしても、けっしてたがう道にははいらない。このことをとくに申し上げたかったのであります。