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永遠の福運築け 地区部長会

1965.1.18 「会長講演集」第12巻

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2  したがって、いかなる苦しいことがあっても、つらいことがあっても、がんばりとおしていただきたいのです。
 三世十万の仏菩薩が擁護してくれます。一千万人以上の人がきちっと見守ってくれます。
 いま大騒ぎされている有名人であっても、将来はどうなるか。死んだあとはどうなるか。これを思えば寂しいかぎりです。
 皆さん方は、いままで東京を中心とした場合には、ほんとうに僻地で戦ってこられた。苦しかったことも知っております。寂しい、つらい戦いをやってきたことも私はよく知っております。
 私がわからなくても、御本尊様は見通しです。大聖人様はご存知でいらっしゃいます。
 しかし、功徳をうけている、宿命転換をなされている、それは事実であると確信します。したがって、あと二十年、三十年の人生であるかもしれない。生命は永遠です。大福運を積みきっていただきたいのです。(拍手)
 今世は一瞬のうちに終わってしまいます。皆さん方が思うぞんぶんに、この米子の、鳥取の国土世間の広宣流布ができ得なかったとしても、皆さん方のお子さんが待っております。ひかえております。
 そのためにも、石段となって、希望にもえて進んでもらいたいのです。(拍手)
 私も東京から一生懸命題目を送っております。きょう集まってこられなかった方々にも、どうかくれぐれもよろしくお伝えになってください。米子の幸福のため、魔を打ち破るため、思いっきりがんばってください。(拍手)
3  おととい、九州に行ってまいりましたが、九州の同志の方々は、ぜんぶ希望にみちみちていました。米子も、もう安心です。魔を打ち破っておきました。
 きょうから福運がついてきます。その福運は、測り知れない。それを確信しきっていただきたい。先日、猊下も申しておられましたが、野球の選手や映画俳優などに、民衆は大騒ぎしている。やれ勲章をもらったとか、まったくつまらんことだねと。自分が好きでなったのではないか。金を取ってやっているのではないか。それに比べて、根本的な護法のために、人のために戦っている地涌の菩薩のにことを忘れている。困った世の中だと慨嘆されておりました。
 いま、私どもは、隠れた行動であるかもしれない。猊下も仏さまでいらっしゃる。御本尊様も見ていらっしゃる。諸天善神が加護してくださる。三世十万の仏菩薩が見てくださる。やがては全人類が、私どもの戦いを証明することも間違いない。
 それを思えば、どれほどうれしいことか。いままで皆さんのことを、すなわち法華経の行者、法華経の信者をいじめた人は、頭破作七分です。「その罪は劫をきわむるとも尽きず」です。「その罪は無量劫を経ても尽きず」と、大聖人様は断言していらっしゃいます。かわいそうであるけれども、地獄に落ちるのですまた「法華経を賛嘆する者は、福十号に過ぐ」と。
 その福運は測り知れないとの御金言でございます。それを確信しきっていただきたいと私は思う。そしてまた、大事なこの一生を私とともに、元気で進んでいただきたいと思うのであります。(拍手)

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