Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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九州に第二期迎う 九州本部落成入仏式

1965.1.16 「会長講演集」第12巻

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2  なお、王仏冥合のためといっても、ぜんぶわが身の幸福のためと感じて、信心修行していただきたい。広宣流布といい、教学といい、または同志の指導といい、学会活動といい、ぜんぶが自分自身の幸福のためであっていただきたい。けっして犠牲になってはなりません。なる必要もりません。
 日蓮大聖人の仏法は道理であります。だれびとたりとも納得できるものです。全員が個人の幸福を築き、家庭の繁栄ができないわけはない。それが即社会の繁栄、民衆の幸福につながっていく法理であります。
 からだを大事にして、長生きして、そして、福運に満ちみち、楽しみながら、妙法のご奉公をしていただきたい。絶対にむりをしてはいけない。事故を起こしてはいけない。非常識もあってはいけません。いつもリズム正しく、隣近所の人からも慕われ、好かれるような学会人になっていただきたい。(拍手)
 九州は、とかくいままでは事故が多いほうであった。御本尊様も嘆きます。私も皆さん方の会長として、いちばん悲しいことであります。そうであってはならない。そうでないための信心であります。どうか心を合わせて、和気あいあいと、幹部も後輩も手を結び合って、楽しい明るい、そして美しい友情をもって、なんの隔たりもなく、守り合って進んでいっていただきたい。
 こんご十年間の九州の発展、皆さん方の幸福を心から祈って、私のあいさつといたします。(大拍手)

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