Nichiren・Ikeda
Search & Study
仏法の真髄、大思想
学生部部旗授与式
1964.11.10 「会長講演集」第12巻
前後
3 仏法といっても、釈迦仏法と日蓮大聖人様の仏法とは根本的に違う。宗教といっても、いっさいの宗教は低い、時代不相応である。現代の世には通用しない。むしろ害毒になってしまっている。
末法万年尽未来際の、人類の大仏法は、三大秘法の御本尊様しかない。日蓮大聖人様の生命哲学しか絶対にないとのおおせなのです。ですから、いままでの宗教観、仏法観と、日蓮正宗の大仏法とのこの相違は、本源的なものである。いままでの先入観念で、日蓮正宗創価学会を測ることはできないのです。
これからは、この大聖人の大生命哲学を根幹として、いっさいの智の源泉である妙法を受持して、おのおのの立ち場で、学問をみがいて、序分、流通分とし、かつは、その知識をいっさい顕現しきれる価値創造の力にしていく、応用しきっていく、その妙法の若き学徒になってもらいたい。それが学生部の使命であります。(拍手)
したがって、信心根幹にうんと勉強し、実践していただきたい。きょう集まった諸君の中から、何人もの世界的な大政治家も、学会の跡継ぎも、社会の学者も、そしてまた指導者が等が、ぞくぞくと出ることを期待いたします。諸君のご健闘とご健康をお祈りしまして私の祝辞といたします。(拍手)