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教学試験について 第53回本部幹部会

1964.9.27 「会長講演集」第12巻

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3  なお、昨日の教授会におきまして決定したことは、教授ならびに教授補の試験は今回はしない。そして、十二月の中旬に、教学部長会を開きまして、仏教哲学大辞典編さんの功労者の教授補ならびに各教学部における後輩に対する、真剣に戦ってきた、努力してきた教授補等の中から、何人か教授を推薦決定したい。このように決まりましたもので、ご了承願いたいと思います。(拍手)教学の点については以上であります。
 つぎに、どうかひじょうに不景気の時代であります。先月あたりですか、一千万円以上の会社で、倒産したのが三百数十件と聞きまして、たいへんな不景気な世の中であると心配しております。どうか信心強盛に、商売、事業に取っ組んでいただきたい。
 そして、ゆうゆうとこの苦難を乗りきって勝利を博していただきたい。世の中は、けっして商売、事業は、なまやさしいものではありません。きびしいものです。
 仏法もきびしい。そのきびしい仏法を根底にして、皆さん方が生活闘争に、ぜんぶ勝ち抜いていただきたいことを、心から念願しております。
 また、長い長い王仏冥合実現への旅路であります。からだを大事にして、全員、長生きして、この人生をエンジョイ(楽しむ)しつつ、楽しい、ゆうゆうたる前進を、また開始していっていただきたい。このことを申し上げましてあいさつといたします。(拍手)また、十月の幹部会の時におたがい元気いっぱいの姿で、一歩成長した姿で、お目にかかろうではありませんか。

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