Nichiren・Ikeda
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団結かため大前進
幹部指導
1964.9.23 「会長講演集」第12巻
前後
5 ですから、戸田先生も「辛くとも嘆くな友よ、明日の日に、広宣流布の楽土をぞ見む」との歌をくださいましたが、私どもは、自分自身が幸福になりながら、功徳をうけながらの前進であります。他の先覚者や、そして、革命家等は一家を犠牲にし、一身を犠牲にして社会のために尽くしてきております。かわいそうといえばかわいそうでありました。
それに対して、私どもはしあわせであります。どんな批判があっても、ゆうゆうと打ち破り、ゆうゆうと乗り越えて、批判してきた人たちをほんとうにすごい、驚いたと、心の底から動執生疑させるまで、がんばりきっていこうではありませんか。それが学会精神です。これが幹部の精神です。
そして、この静岡の地を地盤として、皆さん方も、子供のためにも、子孫のためにも、永久に栄えていく妙法根底の地盤を、皆さん方が先駆となって築いておきなさい。
この中からも、何人、何十人、何百人の市会議員、県会議員、参議院議員、衆議院議員も出てもらいたい。出られない人も子供のためにがんばってください。そのことをお願い申し上げたいのです。(拍手)
しょせんは、皆さん方のためであり、ぜんぶ一家のためです。このことを忘れてはならない。また、結局は、そうなっているでしょう。学会のためでも、広宣流布のためでもない、ぜんぶ自分のためです。だったならば、文句をいう必要はないのです。
最後に申し上げたいことは、どうかくれぐれも忍耐強く、どこの座談会へ行っても、どこの会合へ行っても、和気あいあいと笑いがとまらないような明るい会合の静岡本部であっていただきたい。お会いするたびごとに「成長しているな、頼もしいな、安心できるな」ときょう集まった方々だけは、絶対にいわれるように、また、いえるようになっていただきたい。(大拍手)