Nichiren・Ikeda

Search & Study

日蓮大聖人・池田大作

検索 & 研究 ver.9

大生命哲学たもち共に前進 第3回教育部全国大会

1964.8.1 「会長講演集」第11巻

前後
4  どうか、教育部の先輩であります原島理事長の二十年以上にわたる苦闘、また、勝ち抜いた信心の功徳の実相、これを忘れないで、がんばっていただきたい。また、婦人部において柏原婦人部長も同じであります。現在は婦人部を一手に率い、社会の婦人の最高の指導者として、福運に満ちています。同じく二十年以上の信心の結果の実相であります。
 また、辻教育部長も、初代の青年部長とし、同じく原島理事長とともに戦ってこられて、その苦難の道も、よく私は知っています。現在では、このとおり大指導者になっています。
 苦しいとき、悲しいとき、悩み多きとき、人に批判されてくやしいときは、どうか先輩の、勝ったこの厳然たる姿を胸に浮かべて、私とともに大きく前進していただきたいと思いますけれども、いかかでございましょうか。(拍手)
 私は若い会長であります。皆さん方を陰で守ってまいります。また、大事なときには、私が先頭に立って学会を守ってまいります。私はこれだけの人間であります。
 だが、信心を根本として、せめて一生懸命に皆さん方のために尽くしていく決心でございます。大きいことはできません。また、大きいことをいう資格もありません。
 ただ、創価学会の精神を堅持し、創価学会員にだけはどんなことがあっても、ひとりも犠牲にさせない。いままでこれだけ批判され、いじめられてきましたが、今度は大いばりで、あらゆる階層にはいって、しあわせそうだ、こんなにもりっぱになったかと、全国民から称賛されるまで、がんばっていく決心ですから、これでいいでしょう。(拍手)
 それまで、どうかひとつ、一生懸命、私もやっていきますから、少しぐらい力がなくても、おろかであっても、かんべんしていただきたいと思います。
 反対に、今度は、私は一生懸命がんばりますが、社会にあって、教育界にあって、いっさいの理論闘争、教育界における刷新、または弱い学会員の擁護等においては、きょう集まった一万名の教育部の方々が、いっさい引き受けて、すこしも学会に指をささせない、大聖人様の大仏法に指をささせない、いっさいを打ち破ってみせるという、力ある教育部員になっていただきたいことを切望しますが、どうでしようか。(拍手)
 以上をもって私のあいさつとさせていただきます。

1
4