Nichiren・Ikeda

Search & Study

日蓮大聖人・池田大作

検索 & 研究 ver.9

「福運」妙法で開く 第11回女子部総会

1963.12.15 「会長講演集」第10巻

前後
3  そう考えた場合には、政治や科学だけでは解決できない、もう一歩根幹的な問題が残されています。それを解決するのが日蓮大聖人様の御本尊様です。本尊とは根本尊敬ということで根本の「本」そしてまた尊敬の「尊」で本尊となるわけです。
 したがって宇宙の根本であり、われわれの幸福の根本であり、これ以外に根本はありえません。絶対というものは御本尊様以外にありえないのです。
 これをはずれたら、もう不幸であります。その御本尊をだきしめて、そして一生涯ゆうゆうと、楽しくそしてまた有意義に人生を生ききっていけるのが、日蓮大聖人様のまことの弟子であり、創価学会員であると私は断言します。(拍手)
 したがって、私どもは民衆の先駆者であります。いまはなにやかや批判されますけれども、十年、二十年先をごらんなさい。かならず、創価学会に対して「やはり創価学会でなければ、日本の国はだめだ」と、いくら口先では焼きもちを焼いても、心のなかでは尊敬し、信頼される時代がやってくることを、私は確信して疑わないのであります。
 そのためには「千里の道を一歩より、大海の水も一滴より」で、皆さん方大御本尊様をたもっているひとりひとりが、事実のうえで、はっきり幸福な生活をしきっていかなければならない。観念論であってはならない。口先だけであってはならない。
 どうかその使命と自覚と責任とをもって「自分自身がりっぱな広宣流布の実証者である、証明者である、身近な実験者である」といいきれる、そういう指導者になっていただきたい、幹部になっていただきたい。このことを、心から念願申し上げ、私の激励といたします。ご苦労さまでした。

1
3