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日蓮大聖人・池田大作

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雅量のある指導を 神奈川第一・第二本部結成大会

1963.10.16 「会長講演集」第10巻

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4  また、よく私が申し上げますけれども、支部長のところに地区部長、または班長さんがきたときに「ああ、折伏の闘士としてご苦労さんでした」と、自分のざぶとんを地区部長や班長さんに差し上げて、自分は畳の上で「それではきょうの活動の報告を聞かしてもらいましょう」と、これだけの雅量がなくてはならないし、大聖人様の使いとして、広宣流布に戦っていく闘士を「当に起って遠く迎えて当に仏を敬うが如く」(勧発品)おたがいに尊敬しあい、真心こめた同志愛をもってすすんでいっていただきたいと私は思います。(拍手)
 だからといって、けっしておせじを使うとか、政治性を使うとか、政治団体ではありませんから、そういうことは学会では必要ありません。あくまでも信心の団体であります。
 それから申し上げたいことは、感情的になったり、またささいなことで、自信がなくなったり、そういうことのないように、ひとつ気をつけていただきたいのです。どういう人であっても、純真な人に対しては忍耐強く、どこまでも理解してあげ、自信をもって信心が一人前になれるように、一家が和楽の信心を確立できるまで、それを目的として、一家和楽の信心ができるようにということを目的としての、そういう指導をしてあげていただきたいと思います。このことを申し上げまして、また神奈川第一、ならびに第二本部のご健闘を心からお祈り申し上げ、私の激励といたします。

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