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日蓮大聖人・池田大作

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十年、二十年が目標 夏季講習会婦人部指導会

1963.8.8 「会長講演集」第10巻

前後
3  それから十年信心をした人は、今度は、二十年目を区切りとして、きょうからがんばりなさい。それから、まだ十年以下の人は、信心してから十年目を、ひとつの区切りとして、まっすぐにがんばってごらんなさい。
 まえに、青年部員もまだ九人しかいないときに、戸田先生に大難があったのです。会社の社員がみんないなくなり、学会員がずいぶん叛逆していきました。しかし、私は、そのときに歯を食いしばってがんばったわけです。私のいまの福運は、その功徳です。
 また、参議院議員になっている人たちも、学会再建当時、批判されたり、バ倒されたりしながら、歯を食いしばって、ただついてきただけでしょう。それが、今日の大福運です。
 だから、刹那刹那に大福運を積むか、または、おろそかにして、功徳を消してしまうかというときですから、まず、第一段階として十年間、十年間過ぎた人は二十年目を目標にして、学会の指導どおりにやってごらんなさい。
 それで良くならなかったらおかしい。よくならないわけがありません。いままで私が見ているなかでは、最高幹部や理事室や大幹部や、そしてまた友だちのなかでも、ほんとうにひとりも漏らすことなく、よくなっています。柏原先生だって、二十六回も家を追い出され追い出されしているのです。ところがいまでは、日本的な名土ではありませんか。もう、福運がついてしまって、タコがあがったみたいです。なにをやってもいいのです、困らないのです。
 まずいときには、なにをやったって下へいってしまうのです。これを地獄というのです。なにをやってもよくなるのを仏というのです。そういう福運を積むことが信心の目的なのです。

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