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日蓮大聖人・池田大作

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学会の純粋性を堅持せよ 西第2・3本部結成式

1963.7.20 「会長講演集」第9巻

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5  それで、第一本部長は白木本部長です。白木本部長は、もうすでに皆さんよくご存知のとおりでありますが、第二本部長は田代君です。田代君もよくご存知のとおりであります。第三本部は浅井君です。田代君ならびに浅井君は青年部であります。青年部と、今度は皆さん方を代表して本部長を兼ねる立ち場になりますが、まだ若い立ち場で、ご年配の方々もひじょうに青年部ばりにやられては困るなとお思いになる人もでると思いますが、その点については私も厳重に指導もしてありますし、本人自身ももうわきまえていると思いますゆえに、どうかこのふたりを私と思って、私が十年間訓練してきた友だちであります。ひじょうに未熟であるがゆえに、間違いやなにかがあったならば、どうか補ってやっていただいて、りっぱな関西の跡継ぎとして、関西の皆さん方の指導者として、りっばに指揮がとれるように、指導者として恥ずかしくないようになるまで、皆さん方のほうからもひとつご協力のほどをお願いしたいと思いますけれども、よろしいですね。
 たいへんに、なまいきなようなことをいうようでありますが、私は理事室の方々に対しましては、とくにきびしいのであります。えこひいきなんかしません。むしろ、皆さん方がそばで見ればびっくりするほどであります。本末究竟して等しいという原理、あくまでも最高幹部が、きびしく訓練され、成長していけば、一般会員にもきちんと正しく伝わっていくであろうという、その仏法の方程式を、私は考えているのであります。仲間として、なにもかも、見守りあっているなどという考えは、大きいあやまちであります。信心という問題、皆さん方のことを思うがために、私はきびしいのであります。
 どうかそういうふうに、田代君にしても、白木さんにしても、浅井君にしても、私はきびしく、それは言語に絶するほどやかましくしかってきておりますし、指導もしておりますから、安心しきって、この三本部をこの次は、東京と同じように六本部に開くまで、第一歩をがんばっていっていただきたいと思うのであります。
 また、ことしもおじゃましますけれども、関西の第二本部(関西本部新館)ができ上がるときには、元気いっぱいにまたお会いしょうではありませんか。

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