Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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声高らかに唱題 奄美大島会館入仏式

1963.6.22 「会長講演集」第9巻

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4  御書にいわく「ある生命は火を食って命をながらえていく生命もある。またある生命は、土を食って命をながらえる生命もある。ある生命は虫を食い、ある生命は水を飲み、ある生命は鉄を食い、ある生命は人の血肉を食い、またある生命は骨を食って命をながらえていくような生命、鬼神もある。いま三世十方の仏、梵天・帝釈、そしてまた地涌の菩薩はなにを食べて永遠の生命を会得し、永遠に最高の生命力を発揮し、福運をつかんでいくものを食べていくべきか。それはただ南無妙法蓮華経の五字七字である」とおおせであります。
 したがって私どもは、第一にも第二にも題目を高らかに上げ、人の何倍、何十倍も自分は題目を上げきって闘争していこう。信心即生活の原理にしていこう、源泉にしていこうとの自覚をもっていただきたい。すなわち題目を上げて、上げきっていく人こそ、その人こそ大功徳を受け、そしてまた、大指導者として大なる指揮をとりきっていける大信者であると、私は訴えるのであります。
 これからも広宣流布達成まで、まだまだつらいことも悲しいこともあると思います。だが日蓮大聖人様は「南無妙法蓮華経を唱える人は、地涌の菩薩は歓喜の中の大歓喜なり」とおおせです。絶対に地涌の菩薩が最後の勝利を得ることはとうぜんなのであります。私どもをいじめ、批判した人は最後は仏罰を受けることもとうぜんであります。法罰を受けることも厳然であります。うそといおうが、信じないといおうが、法則は絶対の法則であります。現証は歴然とあります。
 「弟子等は臆病にては叶うべからず」私どもは憶病であってなりません。どうか、団結を強くもって、一生成仏をめざし、そしてまた奄美大島の広宣流布達成のその日まで、どんなことがあっても勇気ある行動をとりきって、ひとりひとりが大勝利者になりきっていただきたいことを最後にお願い申し上げまして私の激励といたします。

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