Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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折伏こそ末法最高の報恩 東京第五本部幹部会

1963.6.12 「会長講演集」第9巻

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4  「大悪をこれば大善きたる」との御金言があります。太平洋戦争で日本の国は滅亡しました。そのときに恩師戸田先生は、そしてまた初代の牧口先生は、牢に行かれました。その大悪があったがゆえに、今日の三百四十万世帯の大発展の創価学会の姿があるのであります。
 また、近くは、過日、参院選における緒戦において、原島先生、そしてまた柏原先生は惜しくも敗れました。その時に、何人かの同志は去っていきました。笑っていきました。また信心していない人も、けいべつの念をもってみておりました。
 しかし、その次の選挙、その次の選挙、その学会の王仏冥合への強い強い証拠の姿を見て、心の中では、懺悔しております。感嘆しております。驚異の目をもって見ております。
 個人においても、学会においても、それは黄金時代にはいったとはいえ、分々においては、宿命と戦い、三障四魔と戦わねばならないことはとうぜんであると思いますが、「大悪をこれば大善きたる」これが大御本尊様の妙法蓮華経の不思議な力の原理であります。
 なにか苦しいこと、困ったことがあったならば「大悪がきたのだ、大善は間違いないのだ」という強い強い信心を奮い起こして、行力を奮い起こして、ともども前進していこうではありませんか。

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