Nichiren・Ikeda
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民衆のための政治
大阪公明会結成国民大会
1962.12.16 「会長講演集」第8巻
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3 そういう一端の年齢的意味からみても、原島先生ももっとも若いし、闘士である。また公明会全体も、他の政党からみて、もっとも若い政治団体である。そういう意味から、私は日本の将来に対して、日本民族の幸福と繁栄と平和を樹立できる、偉大なる働きができるのは、公明会であると信ずるのであります。
どうか、公明会の議員の先生方におかれては、国家百年の大計のうえに立った理性と、またなにものにも屈しない、どんな批判をも打ち破っていける、その情熱と信念とをもって、私ども民衆のために戦っていただきたいことを切望するものであります。
「千里の道も一歩より」――たった十五人の議員さんではありますが、その団結はさきほどからお話がありましたごとくに”鉄の団結”であります。他の政党は派閥抗争によって、自分の政党なり、自分の同志さえまとめていけない、そういう現状に相対し、公明会は団結しきっております。その団結をもって、十年、二十年、今度は、大政治家に成長されるまで私どもが見守り、応援しきっていくことを、心からお約束申し上げたいのであります。
以上、かんたんではありますけれども、ひとことごあいさつにかえさせていただきます。