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日蓮大聖人・池田大作

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つねに明るく美しく 第10回女子部総会

1962.12.2 「会長講演集」第8巻

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3  皆さん方は、大御本尊様を根本として、学会の指導どおり、正しい指導を受け、また正しい指導をしきっていただきたい。また、正しい信心をしていただきたい。
 また正しい信心を示していっていただきたいのです。
 そうすれば、もっと簡単に、大功徳がでてくるし、人間革命もでき、歓喜のなかの大歓喜の生命活動になっていくのです。そうならないというのは、どこか、そこに、おかしいところがあるのです。ほんとうは、皆さん方が知っていると思うのです。
 ですから、信心はもっとも純真に、強く、そしてまた後輩の人々にも、一日でもはやく大功徳を受けるように願って、正しい指導を確信もっていただきたいと、これを私はまずお願いいたします。
 それから、次に申し上げたいことは、やはり皆さん方の大先輩である柏原先生がもらしていたことばのなかに「女性が年をとって、学問がない、教学がないということは、ひじょうに哀れなものですね」と、こう申されたので、私も「そのとおりです、男子も女子も同じです」といったのです。
 戸田先生も、ある会合にのぞんで、こう申されました。「それはあくまでもしあわせになることは根本であるけれども、とくに青年に対しては、いくらたくさんの学会員がふえ、青年がふえても、学問、教学がない、そういう人々の集まりになってしまったならば、まるでシラミの集団である。白アリのような集団である。なんで大指導が、全人類に向かって成し遂げられるか」こういうふうに、きびしく指導されたこともあります。
 願わくは、皆さん方も、自分自身のためにも、将来のためにも、そしてまた指導者という責任のある立ち場の自覚からも、教育、学問、教学と真剣に取り組んで、自分自身の力としていっていただきたい。これも私は、心からお願いするものであります。
 また、来年の第十一回の女子部総会をめざして、大きく成長されんことを願い、ともどもに有意義な、そして楽しい青春時代を、また一歩前進させていこうではありませんか。
 最後に、皆さん方の元気なお姿を、十二月七日にふたたび総本山にまいりまして、猊下にお目通りすることになっておりますゆえに、皆さん方の姿をご報告しておきます。たいへんにきょうはご苦労さまでございました。これで失礼いたします。

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