Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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一念でいっさいが決定 11月度婦人部幹部会

1962.11.15 「会長講演集」第8巻

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2  私は、皆さん方のご協力に対し、感謝の念で一杯であり、この、もっとも大事な、会長という席をけがす立ち場でありますが、全員、日蓮大聖人の平等の弟子である、その代表として、私はいま立っている、私には力がない、恩師戸田先生のような力もない、また若い、しかし、同じ日蓮大聖人様の弟子として戦いきっているわが学会員、わが同志のことを思うにつけ、なにかしなくてはならない、こういう心で一杯であります。
 他の人々が遊んでいるときでも、わが同志は一心不乱に、この乱れきった世の中で、迫害を受けながら、批判をされながら、堂々と戦いきっている。日蓮大聖人のおほめがあることはとうぜんであり、大功徳を受けることはとうぜんでありますが、会長として、なにをすればいいか、どうしてあげればいいか、こういう思いに対し、私は、会長就任以来「一世帯にただ一声の題目でもいいから、わが同志に送りたい」こういう念願でまいりました。
 現在二百万遍の題目になりました。あまりにも折伏が早いので、三百万世帯になってしまいまして、題目のほうが遅れてしまいましたけれども、私は、私の立ち場で、私の信心で、そういう決意でやっておりますから、いっしょに広宣流布のためにがんばっていっていただきたいと思います。
 私どもは人間であり、凡夫です。また、なま身であります。苦しいこと、悲しいこと、つらいこと、楽しいこと、さまざまな姿があることはとうぜんであります。
 また、なま身であるがゆえに、かぜをひいたり疲れたり、それから、腹痛を起こしたり、少しぐらい寝なくてはならないこともとうぜんであるでしょう。
 しかし、あくまでも、御本尊様を抱きしめて、題目を唱えきって、絶対に大御本尊様を受持しきった者が、生活のうえでも、人生においても、社会においても、かならず、大勝利者に、最高の幸福者になるという確信をもって、一生涯進んでいっていただきたいと思うのであります。

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