Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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わが身は王宮に 第1回関西音楽祭

1962.10.6 「会長講演集」第8巻

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3  なにも学会の指導で行かなくても、新婚旅行ではなくして、金婚旅行か、銀婚旅行に行っても謗法ではありません。いくら行ってもかまわないのです。世界は縮まってきております。大御本尊様から照らしてみるならば、ほんとうに、もう隣のうちへ行くようなものです。したがって日蓮大聖人様のご予言どおり、ご確信どおりの世界の広宣流布も、絶対に創価学会の団結の歩みがあるならば、かならずいつかはやってくると私は信ずるのです。
 その第一歩として、私ども大御本尊様に題目を唱える者は「宮殿にはいるなり」というおことばあるのです。自分自身が王宮であり、宮殿であるというおことばなのです。したがって自分自身が、最高の物心とものしあわせを獲得できるのである、生活のうえで、そういう確信ある生活をすべきである、このような日蓮大聖人様のおことばであります。
 したがって、わが身も王宮です。わが身が王宮であるならば、宮殿であるならば、あらゆる自分が活動する世界は、宮殿の庭です。常寂光土です。したがって家庭も常寂光土にし、また、おのおのの境遇、それから、勤めに行っている会社も、ぜんぶ常寂光土にし、そして日本の国も楽土日本に、常寂光土に築き、そしてまた、もっとも理想的な全世界を、常寂光土の世界に築くまで、仲良く、楽しく、堂々と、私とともに前進をしていっていただきたいのであります。以上あいさつにかえます。

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