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日蓮大聖人・池田大作

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情熱溢る団結の姿 関西体育大会

1962.9.2 「会長講演集」第8巻

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1  たいへんに長い時間ご苦労さまでした。ただいま白木本部長からお話がありましたごとく、先日はもったいなくも日達上人猊下が雨のなか、青年部の激励にきてくだされ、本日は、ご多忙のなか、夜行で私ども同志の激励にきてくださったことを、全員で拍手をもってお礼申し上げたいと思うものであります。
 また、本日は多数の有名人が出席をされたそうであります。知事、それから市長等、まさか来年の選挙のためにおせじをつかいにきたのではないと思いますが、いずれの有名人も、この会場のふんいき、青年部の情熱あふるる団結の姿をみて、絶賛をして帰ったとうけたまわっております。
 いずれにせよ、私どもは内外に日蓮正宗創価学会は真実に大衆の味方であり、「日本の国には、私どもがおりますから、どうか安心してください」と絶対にいいきれる創価学会でいきたいと思うのであります。
 また、このような団結ある青年部の行動、ある青年は労働者、ある青年は学生、ある青年は商人、こういう青年が、たいした練習もせず、このように結束し、団結をもって、前進していっているという姿は、その根本には日蓮大聖人様の大生命哲学があり、大御本尊様がおわしますことはとうせんでありますが、いまの政界の腐敗堕落、派閥抗争に明け暮れる現状にあって、私は、まず、池田総理大臣をはじめ大政治家たちに「この学会の体育大会をごらんなさい。そして、民衆のために仲良くがんばっていきなさい」といいたいのであります。
 また、私はずいぶん大きくいいますが、同じ人間で、フルシチョフが、それからケネディも、何十億という人類が、いつも不安におののかされております。やはりフルシチデでも、ケネディさんでも呼んで、かならず全人類が幸福になるために、学会の体育大会を見て、団結のカギをもっていって全人類の幸福と平和のためにがんばってもらいたいと、私はいいたいのであります。
 どうか青年部の諸君が、ひとりひとりが、一年ごとに成長し、日本の指導者となり、世界のりっぱな指導者となり、かつまた、全世界に大きくはばたいていかれんことを心から切望し、お祈り申し上げまして、私のあいさつとさせていただきます。たいへんご苦労さまでした。

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