Nichiren・Ikeda
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広布へ楽しく進もう
7月度婦人部幹部会
1962.7.4 「会長講演集」第7巻
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3 今度の選挙は「宗教戦争」といわれて、多数の宗教関係からも候補がでました、もう皆さん方もご存知でありますけれども、霊友会も、天理教も、それから東本願寺も、生長の家も、ぜんぶ落ちました。勝負がはっきりついたわけです。
ただ立正佼成会のほうで、なんだかという議員が当選しましたが、それは立正佼成会のなかからの推薦ではないし、また自民党公認として、権力と結託をして立った議員であって、なんら立正佼成会の実力ではなくして、自民党公認との半々の、中途半ぱな議員であると私は思うのであります。
そんなのは、教団の勢力になんら関係ないし、それから、あいまいな存在であります。学会出身の議員九人、ならびに十五人の議員は創価学会員の推薦であり、力であります。そして学会の行く手に賛同し、協力を得た純粋なる参議院議員であり、支持票であると私は確信したいのです。参議院に、自民党や、その他の政党はあってはならないのです。
ですから、申すまでもなく、今度の選挙をとおしても「わが日蓮正宗創価学会は宗教界の大王者である」ということを、ふたたび、ここに、天下に示したわけなのです。
これからの広宣流布の前進にもふたたび、勝ってカブトの緒をしめて、楽しくコマを進めていきましょう。
それで、今回の大勝利を記念し、先日、御法主上人猊下にお目通り申し上げて、私として今なにやかやするわけにもいきませんもので、とくに班長、班担さん、ブロック長、ブロック担だけに、猊下の揮毫をいただきまして、お経本を差し上げたいと思うのであります。
「それでは、地区部長や地区担は、一生懸命やったのに、なんだ、私、退転して班担になろうか」などと、そんなさもしい考えはもたないでください。上の幹部は幹部として、あくまでも、中堅の幹部の方々に、後輩の人々に、その手がらといいますか、意義をつけて差し上げたいと思うのです。よろしいでしょう。
では、毎月また皆さん方と、月いっぺんの会合におじゃましますから、きょうはこれで失礼いたします。たいへん、ご苦労さまでございました。