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日蓮大聖人・池田大作

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信心即生活 東京第五本部幹部会

1962.5.18 「会長講演集」第7巻

前後
3  それから、きのうの新聞を見ますと「事前運動を警告すること、千件を越えた」という記事がでておりました。ちょっと町へ出れば、売名的な、たくさんのビラがはってありますし、ある教団あたりは、自分のほうで立てられなくて、ほかの、連れてきた候補を立てるために、有力者の家へ、お盆をどんどん配っているとか、そういう情報はたくさんあります。
 こういうような状態で、いい選挙ができるわけはないし、いい政治ができるわけは、絶対ありません。
 わが日蓮正宗創価学会の、広宣流布への前進は、あくまでも信心を根本として、信心第一に、そして大御本尊様のもとに、広宣流布をしていかねばならないということを、全民衆に知らしめていくための戦いであり、全民衆を味方にしていく、ただ一つの公明選挙であるという、前進をしていきたいのであります。
 さきほどから、先輩の方々から、つぶさにわが学会の使命、選挙をやるべき理由について話があり、それから和泉先生、北条先生のことについても、いろいろな面からご紹介がありましたが、このたびの選挙を、大勝利をうると同時に、即それが、なんじ自身の、わが身の大勝利に直結した闘争でいきたいと思うのであります。
 私自身がせっかちで、そして短気であって、皆さん方に申し上げるのは、ひじょうに心苦しいのでありますけれども、一般会員指導においても、それから、さまざまな折伏活動等においても、いろいろと、忍耐強く、一対一で話し合いをして、その人をわからせていっていただきたいし、感情的になったり、それから、支部員のなかで、それは人間ですから、からだが悪くなるときもありますし、一週間や二週間、病気で休むようなことも、それはあるでしょうし、いろいろなことがあると思いますけれども、あくまでも真心こめて、包容力をもって「いっしょに広宣流布をしましょう」「いっしょに大御本尊様を拝んでいきましょう」と、こういうような指導をしていっていただきたいと、これをお願いします。
 最後に、場内の方々は、ここで、お会いしましたけれども、場外にもたくさんの同志の方々が、いらっしゃいますが、どうかひとつ、直接にはお目にかかれませんけれども、おからだを大事にされ、しっかりがんばっていただきたいと、以上申し上げまして、私のあいさつとさせていただきます。

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