Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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民衆繁栄の大哲学 第24回本部総会

1962.5.3 「会長講演集」第7巻

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3  日蓮大聖人様は「日蓮が慈悲曠大ならば南無妙法蓮華経は万年の外・未来までもなが流布るべし」また、如説修行抄にいわく「万民一同に南無妙法蓮華経と唱え奉らば吹く風枝をならさず雨つちくれを砕かず、代は羲農の世となりて今生には不祥の災難を払ひ長生の術を得、人法共に不老不死の理顕れん時を各各御覧ぜよ現世安穏の証文疑い有る可からざる者なり」とも申されております。
 今、日本国において、もっとも不幸なことは、日本民族の骨髄ともいうべき大理念、日本民族の大繁栄の源泉となるべきものを知らないということであります。それは何か。それは絶対に日蓮大聖人様の大生命哲学であり、日蓮正宗であると断言するものであります。
 静かに、日本の現状、日本の将来、そしてまた、世界の動乱の様相を考える人がいるでしょうか。絶対に日蓮正宗創価学会の行動、教義、すがた、また主義主張に対しては、だれびとたりとも大賛成をしなくてはならないし、大賛成をする時代にはいったと、私は訴えるものであります。
 しかし、広宣流布実現途上においては、まだまだ偏見、策謀、無認識による批判は、多々つづいてくることは覚悟のうえでございますが、私どもは、なにものも信ずることのできないこの世にあって、日蓮大聖人様のご金言だけは、絶対に信じきっていく、また、日蓮大聖人様のおんいのちである大御本尊様だけは、絶対に信じきっていくとの確信にたち、また私どもの信心の確信においては、権力にも、財力にも、あらゆる迫害にも屈服しない崇高なる信心を、われわれ創価学会員はもっているのだという、確信と勇気と襟度をもって、ふたたび無血平和革命にむかって前進していこうではありませんか。
 最後に皆さま方のいよいよのご健闘と、ご健康とを、心からお祈り申し上げまして、私の話とさせていただきます。

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