Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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邪宗の欺瞞をつく 四国本部入仏式

1962.3.21 「会長講演集」第6巻

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2  また、ある宗教学者が、かつては創価学会のことについても、バカにし、批判的にみておったのですが、いろいろと懇談をしていたときに「じつをいうと、いろいろ批判はするけれども、批判をしないと、かっこうがつかないんだ。今の批評家、学者連中のなかにおいて、七〇パーセント、八〇パーセントの批判をしないと、仲間入りがてきないかっこうになってしまうのだ」と、そういう意味のことをいいつつ、謙虚な気持ちで、「学者といわれても、それでは法華経の経文について知っているといえば知らないのだ。御書の当体義抄とか、または観心本尊抄とか、そういう専門の部門にきたならば、じつは何も知らないのだ」と、こういうふうに、すなおに、その学者はいっておりましたが、じっさい、今、日本の国において、もっとも正しく、もっとも純粋に、勉強し、実践しているのは日蓮正宗であり、創価学会しかないのです。
 したがって、どのように批判をされようと、仏法のことにおいては、仏法の真髄のことにおいては、絶対に私どもが教えていく以外に、仏法の指導者はないのであるという大確信をもって、折伏行に励んでいただきたいと、私はかく訴えるのです。
 あくまでも、大御本尊を受持し、信行学に励むことは、わが身も一生涯の絶対なる幸福生活をすることにあります。人々をも絶対の幸福生活をせしめるために御本尊様をご紹介申し上げるのが私どもの精神であり、活動であります。
 なにとぞ、本部長を中心に、信心を根幹として、幹部の方々は後輩を暖かくめんどうをみ、また幹部同士はおたがいに理解しあい、励ましあい、激励しあって、世界にただひとつの美しい、尊い、そして安心しきって仏道修行、楽しい幸福なる生活ができる教団であるということを、民衆の人々に知らしめるべく、しっかりとがんばっていっていただきたいと、以上お願い申し上げまして、ごあいさつにかえます。本日はたいへんおめでとうございました。

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