Nichiren・Ikeda
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もっとも革新的な学会
1月度男子部幹部会
1962.1.18 「会長講演集」第6巻
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2 人々から聞いた話でありますが、立正佼成会からも、天理教からも、それをバックとして参院選に出る人が決まったそうであります。天理教や立正佼成会は、自分のなかから候補を出す力がない。また、候補を出してしまうと分裂をしてしまう。
ですから、ひきょうにも、そういうようなことはしないで、だれか連れてきて「わが教団が応援するから」というふうになっているそうであります。
また念仏からも、それから保守系の方の話を聞きますと、新興宗教はぜんぶ保守系の方に割り当てをして、参議院選のバックにするといわれております。ひじょうにおもしろい様相になってきたわけであります。いずれにしても、他の邪宗教団に、たった一つの仏の使いであるわが創価学会が、絶対に負けてはならないと私は思うのです。
みんなまねをして、参議院議員に出しておけば、自分の教団の勢力はなんとかなるだろうというような、ずるい根性で、彼らは政界をみているし、政界に出していく方法を講じているものと私は思いますが、日蓮正宗創価学会だけは、末法の救世主・日蓮大聖人様のご指導どおり、ご命令どおりに、全民衆の幸福のために、王仏冥合を実現するために立ち上がっている崇高なる目的をもった、ただ一つの教団であるという自覚をもち、誇りをもって、勇敢に参議院選にばく進していこうではありませんか。
また社会党は、自分たちこそ革新的であり、もっとも進歩的な党であるというように、観念的にいっております。今、私どもは、古さからいえば七百年以来の日蓮正宗であり、もっと古くいえば、久遠元初以来の源遠い大仏法であります。また末法万年尽未来際までの、もっとも未来永劫に新しい力を与えきれる大御本尊であります。また、現実に対しても、諸法実相、如実に知見できる日蓮大聖人様の哲学であります。
したがって、宗教団体といえば、他の邪宗教団はいざ知らず、「日蓮正宗創価学会だけは進歩のなかの進歩、革新のなかの、もっとも革新の行動と人生と政治観をもっているのが、わが創価学会員である」と堂々といいきって進んでいこうではありませんか。
本年一年の皆さん方の強い団結と成長を心からお祈り申しあげまして、私の話といたします。ご苦労さまでございました。