Nichiren・Ikeda
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三指針を永久に実践
元旦勤行
1962.1.1 「会長講演集」第6巻
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1 皆さん、明けましておめでとうございます。
私は元日の日のお話は、いつも決めておきたいと思うのです。それは恩師戸田先生がなくなる寸前に、創価学会の三つの指針を、はっきりと残されております。
申すまでもなく、創価学会のただ一つの根本精神はなにかといえば、大御本尊様を根本として、信心第一に活動をしていくことに尽きます。そして戸田先生は、そのことについて「一家和楽の信心」「各人が幸福をつかむ信心」そして「難を乗り越える信心」この三つの指針をのこされました。
この三つの指針が、永久に、学会の根本指針であると思います。したがって、この指針を忘れないで、どうか二百三十万世帯の学会人になりましたが、大幹部の皆さん方は、カ弱い私にかわって、この指針に基づいて、ひとりも退転のないように、しっかりと指導してあげていただきたいことを、まず念願申し上げるものでございます。
また、つぎに、本年においては、ただいまお話がありましたごとく、参議院選があります。
去年にまして皆さん方に、またお骨を折っていただかねばならない〃勝利の年〃でございますが、ひとつ、おからだを大事にして、国家、民衆のために、広宣流布のために、そしてまた、ひとりひとりの宿命転換の修行のために、大法戦を勝って勝って勝ち抜いて、そして日蓮大聖人様にお喜びを願いたいものであることを、年頭にあたって、皆さん方と誓いたいものでございます。
本年も、皆さん方のご健康と、ご健闘とをお祈り申し上げまして、私のあいさつといたします。よろしく本年もお願いいたします。