Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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参院選後の批判に答える  

1959.6.12 「会長講演集」第4巻

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4  海外における反響のひとつとして、英国のロンドン・タイムズ紙は日本の参院選の結果について『直言すれば、日本の民主主義など、まったくの見せかけにすぎない。こうした現実が改められないかぎり、今回の選挙で狂信的な宗教団体(創価学会をさす)の進出が示すように、舞台ソデで待ち構えているのは、古めかしい神々だけということになる』(東京新聞六月八日付)とみているが――。
 会長戸田先生が人類救済の旗上げをなさったときには、学会は『ファッションだ』『左翼だ』『暴力宗教である』と、さまざまにみられてきた。
 それが、七年、十年たった今日では、どうやら日本国じゅうの人々は学会を正しく認識しようとしはじめた。
 そして、たまたま、このたびの参院選では、日本国じゅうの大問題として、その焦点となった。それのみならず、いまでは世界にその反響が波及し、さまざまな見方をしている。
 しかしながら、この世界の人々も、日本の人々が、いままでより以上に、学会の姿を正しく認識すれば、日本人の認識に比例して、納得していくことだろう。
 『日蓮が悪名、天下にとどろけり』と御書にもあるように、学会は今回の選挙で世界に波動を与えた。これは善につけ、悪につけ、世界広布の宣言になっているのである。(当時、総務)

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