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指導上の諸問題 文京支部指導会

1956.9.9 「会長講演集」第4巻

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6  罰論をふりまわすな。
 些細なことにまで、なんでも罰だと片づけることは少し乱暴ですね。最近は、こうしたことで、信心に恐怖感を感ずるところまでいっている人が、あちこちにある。これも指導の間違いから起こるもので、恐怖感をおこしては、信心がいやになるのはとうぜんで、詮ずるところ、指導は喜んで信心できるようにしてあげればいいのです。
 指導は単純化、あくまで単純化していこう。これが方程式で『あなた==』と細かく指摘することは、よろしくない。指摘する場合は、謗法の認識を相手にさせるほうが親切な指導で、指導する側が取捨よろしきをえて、慈悲を根幹に行うことである。相手の立場を考えてすれば無理がない。
 やはり、わかっている幹部がどんどん末端に出て実践してみせることが第一であろう。(当時、官房室長・文京支部長代理)

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