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神戸・兵庫支部結成大会 広報局を設置

1961.5.11 「会長講演集」第2巻

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1  さきほど、白木総支部長から、会長からなにかおみやげがありそうだという話があったもので、言わざるをえない宿命にたちいたりました。
 それは、関西本部の分室として、この地に、兵庫県の地に、皆さん方が信心しやすいように、りっぱな、モダンな建物を、会館を造って、お贈りしたいと思うのでございます。
 次に、今、私が考えておりますことは、きっと皆さん方もそうお思いになっていると信じますが、相談するわけなのですが、皆さん方が北海道の本部はどういう本部であろうか。北海道の同志の人人は、どのように活躍をしているであろうか。沖縄の学会人は、どのように団結をして戦っているであろうか。どういう支部であろう、どういうお寺が。中国は、また中部は、東北はというように。もっと遠くをいえばロサンゼルス、ブラジル、東南アジア等、みんなひとりひとりがそこへ行くわけにもいきません。だが、その実情というものは知りたい。それをぜんぶ映画にとって、学会内に広報局をもうけ、16ミリのカメラで、ぜんぶとって、こういう会合の時に皆さん方に、映画のうえから、ニュースとして御報告するほうがよろしいのではないかと提案します。
 そのようにしたほうがいいという拍手が多いようですから、きょうから大々的に組織をつくって、その方面の発展に進んでまいりますから、楽しみにしておってください。
 最期に、あくまでも私どもの目的は幸福になることであります。御本尊様をいただいて、信心修行をしていけば、必ず仏になることは間違いないのです。ほんとうに信心しきって幸福になりたい人は、まじめに信心をしきっていただきたいと思います。
 批判をしたり、疑っており、きちっと朝晩の勤行をしないでいるような人には、原因、結果の法則で大功徳が出ないことはとうぜんであります。なにやかやいう前に、まず宿命転換をしきっていこうという、勇敢なる、実践第一の、私は、信心をしていただきたいと思います。
 しあわせになりたくない人、幸福になるのはまだ早い人は、ゆっくりやっていけばいいのです。早く幸福になりたい人は、私とともに、楽しい、力強い人生を有意義にしきっていくために、がんばっていきましょう。

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