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日蓮大聖人・池田大作

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実度寺入仏落慶式 軍国主義と戦った学会

1961.5.9 「会長講演集」第2巻

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1  舞鶴の同志の皆さん、たいへんにしばらくでございました。お元気ですか。
 舞鶴という地名については、昔読んだ本のなかにも、この舞鶴の地から、日本海をみると、ちょうど、鶴が舞っているように、波の姿が見えたという記録を覚えております。大聖人様の御紋は鶴でございます。したがって、皆さん方が、御本尊様をしっかり拝んで、この寺院のお名前のごとく、無数の功徳を受けきって、この人生を、この地でうんと舞っていかれるような人間革命をしきっていただきたいと念願いたします。
 大東亜戦争の時には、この舞鶴の地は、有名な軍港でありました。大東亜戦争の最中には他の宗教、他の教団は、ぜんぶといっていいくらい軍部と結託をしました。その時に日蓮正宗だけは、単独でがんばりきった宗団です。また大東亜戦争中は、わが創価学会は真っ向から軍部と戦って初代の会長、また二代の会長戸田先生も牢にはいられました。あくまでも日蓮正宗、そして創価学会は、真実の幸福と真実の平和のために戦っている教団であります。その日蓮正宗を、創価学会を弾圧をしたために、大東亜戦争は負けました。正法に反対して勝つわけはありません。その『地獄の使い』として、何百万の人が帰ってきたのは、舞鶴の地ではありませんか。
 反対に、今度は『仏の使い』として、この無数山実度寺に詣でて東洋へ世界へ出発する。また私は、世界広布の旅路から帰ってきて参拝して報告をしていける、この実度寺になっていただきたいし、皆さん方の努力でしていただきたいことを念願するものであります。
 皆さん方の、いよいよの強い信心、大功徳をうけられる確信ある信心を、心より切望申し上げまして、私の話といたします。おめでとうございました。

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