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日蓮大聖人・池田大作

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立川・北多摩支部結成大会 邪宗は金もうけの企業

1961.4.8 「会長講演集」第2巻

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1  本日は、たいへんにおめでとうございます。創価学会は、会長のための創価学会でもありませんし、大幹部のための創価学会でもございません。今、皆さん方は、壇上にすわっている支部長ならびに支部幹事の姿を見て、婦人部長と常任委員は女の方でありまかから、尊敬申し上げて論外としますが、なんだ、あの人が支部の大幹部なのか、貧相な、たよりにならない顔をしているなというふうに思っているかもしれないのです。会長はじめ、こんなだらしがないですから。ですから、皆さん方のほうが、支部長や支部幹事を、しっかり激励し、応援してやっていただきたいと、私は切望するのです。
 また、ちょっと話がさしさわりができてしいますが、理事長はじめ理事室は、しっかりしたおりますけれども、会長はじめ支部長級は、あまりりっぱなのがおりませんから、皆さん方が会長と思い、ひとりひとりが、学会を背負って立つ責任と名誉と襟度をもって前進していただきたいと、私は、かさねてお願いいたします。
 邪宗教は人々を不幸にしていく。人々が信仰すればするほど生命力を弱らせて、地獄へ落としていきます。まるで、おばけみたいな人間にしてしまいます。それに反して、日蓮正宗の信仰は、だれびとたりとも御本尊様に照らされて、いきいきと、大生命力を発揮して、歓喜に燃えて、生活をしていくのが幸福になっていくのが日蓮正宗の信心であります。また、邪宗教は人々をメクラにしてしまいます。なんにも学問をさせず、盲目的に、地獄に落としてしまいます。みんなバカ者にしてしまいます。それに反し、日蓮正宗の信心は、あくまでも仏さまの智慧をうけなさい、あらゆる教学を身につけなさい、大生命哲学をぜんぶ会得しきりなさい、そして、あらゆる哲学の思想の指導者になっていきなさい、あらゆる階層の大指導者になっていただきたいというのが日蓮正宗の信心であります。
 また、邪宗教は、あくまでも金もうけのための信心であります。金もうけのための企業が邪宗教であります。それに反して、日蓮正宗の信心は、私どもは、だれびとからも一銭ももらわず、ただただ不幸の人の味方になって、ふしあわせな人を救うために、自分自身もかえりみず、汗水たらして、真実、人のために尽くしているのが、人を救っているのが創価学会なのであります。
 したがって、創価学会は、日本の柱であることはとうぜんでありますし、私は、世界の太陽が創価学会であると断言するのであります。
 他の教団、他の指導者たちは、ぜんぶウソつきであり、権力や名誉のために働いております。私どもは、だれびとから批判されようとも、だれびとから悪口罵詈されようとも、日蓮大聖人様の弟子らしく、日蓮正宗創価学会人らしく、堂々と、この人生を楽しく、力強く、団結をして進んでいこうではありませんか。
 どうか、しあわせにしてくれる人はだれもおりません。ただ三大秘法の大御本尊様を信じまいらせきっていく以外にはないのでありますから、どういうことがあっても、十年、二十年、一生涯のあいだ、御本尊様を放さない、創価学会と離れないという強い信心をもって、絶対の幸福を獲得しきっていただきたいと思います。
 くれぐれも皆さま方の御健康と御健闘とをお祈り申し上げまして、私の話といたします。

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