Nichiren・Ikeda
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前橋支部結成大会
貪・瞋・癡・慢・疑
1960.11.4 「会長講演集」第1巻
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4 重病人にはペニシリンとかマイシンとかいう高価な力のある薬を用いなければならないと同じように、悪世末法、五濁爛漫の今の世界においては、最高の力のある仏法、絶対の、矛盾のない哲学、それであって信心すれば、即座に、生活のうえに厳然たる証拠のでる科学である仏法、また即座に人間革命のできる大生命哲学を存した仏法、そういう最高の大仏法によらなければ日本の国も世界も救えない。その根本の原理が大御本尊様でありますゆえに、だれびとがなんと批判しようが、どんな偉い人が批判しようが、一念三千の大仏法の大原理を知るわけがないのです。わかるわけがないのです。ただそれを言いきり、現実のうえに知りきっているのは、日蓮正宗創価学会以外には断じてないと私は確信するのです。
願わくは、支部長のもとにしっかり団結して大御本尊様の功徳を燦々と受けきって、こんなにも信心の功徳はすごいものか、いっぺんぐらいは、貧乏してみたいとグチを言えるような、だれびとがみても、ああしあわせそうだ、私にも信心させてくださいといってくるような、そこまで功徳を受け、人間革命しきるまで、忍耐強く、水の流れるような信心をしきっていただきたいことを切望いたしまして、私の話といたします。