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日蓮大聖人・池田大作

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第5回本部幹部会 幹部の送り迎えは中止

1960.9.27 「会長講演集」第1巻

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2  最後に、大聖人様のおことばに『真実一切衆生・色心の留難を止むる秘術は唯南無妙法蓮華経なり』とおおせのおことばがありますが、色心とは生命です。どんな立場にあっても、どんな時代にあっても、われわれの生命を、大御本尊様に題目を唱えれば、絶対に守られるとのおことばなのです。私自身も、深い罪業に悩んで過去もきておりますし、これからも戦っていく、皆さま方と同じ修行をしている信者であります。皆さん方のなかにも、深い罪業によって宿命転換に戦っておられる方がたくさんおられると思いますが、どんな立場であっても、大御本尊様をしっかり拝んでいくならば、個人も家庭も大きくいえば、一国も全世界も、大御本尊様によって救われきれるという確信をもって、信心を貫ききっていこうではございませんか。
 なお、今度、十月二日に皆さま方の代表として、折伏、信心指導ならびに大客殿の資材購入のために渡米いたしますが、私が留守の間におきましては、会長代理として原島先生に代理の役目をしていただくことになっております。いっさいの決済等は原島理事長がなさいます。なお、最高顧問ならびに大半の理事の先生方が、本部に詰めておられますから、どういうことがあっても、また本部に連絡をとられて、この一か月間、有意義な仏道修行をしきっていただきたいと思います。では元気で私をはじめ六人でいってまいります。また、本来ならば、ぜんぶの幹部の方々におみやげでも買ってきたいと思っているのですが、なにしろ、ドルの割り当てが少なくて、向こうへ行きましても二流のホテルへ泊まるぐらいで、ヘタすると、サラ洗いをして帰ってこなくてはならないかもしれないというわけで、おみやげは買ってこられませんもので、よろしくお願いします。
 では来月の幹部会に、また、私どもも元気いっぱいで臨みますから、皆さん方も元気な姿を見せてください。以上をもって話といたします。

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