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大宮支部幹部会 学会批判は『破和合僧』

1960.6.28 「会長講演集」第1巻

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2  私は会長になりまして、ひとつも偉くなったなどということは、つゆほども考えておりません。皆さん方の前にくるのでも、皆さん方のむすこであり、子供であるという気持ちで、甘えたい気持ちでお邪魔したいと思うのです。だが、御本尊様の偉大さ、学会精神、そしてまた、戸田先生の構想については、幾分なりとも、少し先輩とし、または、先生のおそばにいて、深く知っているものとするならば、子供であっても、親は子供を尊敬する場合もあるし、依存する場合もありますから、私は皆さん方に甘えていきますが、皆さん方は私に対して、むすこや、また子供のような気持ちで信頼して、そうして、会長と皆さん方とピタッとした親子みたいな気持ちで戦っていきたいと思うのです。
 私がむすこですから、いくらでも苦労します。親孝行もする決心です。どんなことでも、報告してください。相談もしてください。できることは、最大限にがんばってまいります。しかし、そういって百五十万世帯の人に会ったなら、私、気絶してしまいますから、その分を、大幹部の先生方もたくさんいらっしゃいますから、遠慮なく相談していただきたいと思うのです。
 まあ、暑いし、先生方からいろいろな角度から激励のことばや指導がありましたので、私はこれで終わらせていただきますが、なにとぞ、時間にだけは早く切り上げるようにしていただいて、九時で座談会を終わり、おそくも九時半にはぜんぶ会合が終わって、おうちに帰って、早くおやすみになって、仕事のほうにはさしつかえがないように、毎日毎日が御本尊様に照らされて、元気はつらつたる生命力をもって、生活していけると、こういう余裕、それから規則正しい生活と、忍耐強い闘争をしていただきたいと思います。
 きょうお見えにならなかった大宮支部の同志の皆さんには、私からよろしくとお伝え願いたいと思います。

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