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日蓮大聖人・池田大作

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本郷合同幹部会 題目で仏の生命湧現

1960.6.16 「会長講演集」第1巻

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4  信心は即生活である。必ず生活のうえに証拠が出なくてはならない。大御本尊様をいただいているわれわれは、もう御本尊様をしっかり受持しきって、幸福生活を営んでいくべき責任があるわけなのです。
 少し難があった、新聞に書かれた、やめてしまおうかなといっても、大御本尊様は宇宙大ですから。御本尊様は小さく見えますけれども、御本尊様に題目をあげたということは、もう永遠に離れられないのです。それで退転して逃げたとしても、ぜんぶ御本尊様の外へは逃げられないのです。宇宙の外へは逃げられないのです。火星に逃げても、火星は、御本尊様におしたための大明星天王の眷属です。金星に逃げても海王星に逃げても、それから天の川に逃げても、もう逃げられないのです。御本尊様は宇宙全体ですから。
 だから、おたがいにあきらめましょうよ、ひとつ。それで『よし、もう御本尊様に題目を唱えきる』と決めたときに、絶対に大御本尊様のお守りが、諸天善神、三世十方の仏菩薩の守りがあって、生活のうえに厳然たる証拠がでると私は訴えます。
 それで学会人の、また信心している人の生活は、商売は、第三者の方々が見ても『うらやましい』『たいしたものだ』と言われなくてはならないと思います。中華料理屋は中華料理屋として、日本一の中華料理店に、クズ屋はクズ屋で日本一のクズ屋さんに、工員は工員で日本一の工員に、また学生は学生で日本一の学生に、医者は医者で日本一の医者にと、自分自身が自負できるような信心であり、生活でなければなりません。その大きい確信がなくては、大衆は指導できないと私は思うのでございます。
 ただ私は、大御本尊様を絶対と信じております。皆さん方も同じように絶対と信じて『信心は自分が日本一だ』というふうに、学会員は言えなければなりません。また私は、戸田先生を絶対と信じ、先生を好きなのは、日本一だと言いきっていきたいと思いますし、また日本一の青年であり、日本一の青年会長でいくと、全世界に誇りをもてる自分であると確信するしだいなのでございます。
 ですから、私もそういうふうに言いきっていきますから、それぞれ皆さん方も、それぞれの分野で、日本一と言いきれる信心即生活になっていただきたいことを切望しまして私の話とさせていただきます。

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