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日蓮大聖人・池田大作

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中国総支部幹部会 学会組織は御本尊中心

1960.6.12 「会長講演集」第1巻

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5  今、私は、非常に順調に発展している学会に対し、将来に対し、私自身も反省しますし、皆さま方も自覚をしていただきたいことがあるのです。
 それは『おごる平家久しからず』、邪宗教に向かっては、それから、人々を救う闘争に向かっては、師子王のごとく勇ましく、なにものも恐れないで戦わねばなりませんが、あくまでも社会にあり、職場にあり、家庭にあり、人々と接する場合には礼儀をもち、学会人だからというふうに、おごりたかぶって、人々を睥睨していくようなことがあってはあいならないと思う。そういう意味において、あくまでも、社会の人々からも、信心のことは『これは確かだ』『すごい』『確信もすごい』と言われる。だがそのほかのことも、ぜんぶ尊敬されるようなふるまいをしていかなければならないと私は思うのです。
 山田総支部長さんについては、学会の先生方からもお話がありましたが、大幹部に信頼されきっている総支部長でございます。総支部長さんを中心に、一番最後にできた総支部なのです、他の総支部に負けないように、それこそ仲良く、そして楽しく、たくましく、がんばっていただきたいと思います。
 また、学会には私以上に力をもち、経験をおもちの原島先生をはじめ、たくさんの理事ならびに大幹部の先生方がいらっしゃいますから、たびたび、また中国の地にも指導にきていただくようにします。安心しきって、皆さん方の幸福のために、人間革命のために、宿命転換のために、一生涯、絶対に退転しないという心をもって、指導を受けていっていただきたいと思います。以上をもって終わりとします。

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