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日蓮大聖人・池田大作

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小岩合同幹部会 勤行と折伏の実践

1960.5.16 「会長講演集」第1巻

前後
2  また、会長先生は、それを具体的に、もう一歩進めて、朝晩の五座三座の勤行をきちっとやって、月に一世帯の折伏をしていくならば、今の悩みは絶対解決するということを、全国にわたっての指導で申されてきました。
 先生が申されたことは、過去の話ではありません。一般会員の方々の指導の話ではありません。私であろうが、大幹部であろうが、皆さん方であろうが、一学会人であろうが、その方程式は同じです。したがって悩みの解決、宿命転換の大きな源泉は、恩師戸田先生が残された方程式、五座三座のお勤めをきちっとやって、そうして月に一世帯の折伏を一年間やれば、必ず現状の悩みは解決するという教えを、悩みがある人は実行していこうではありませんか。
 信心は実行です。実行のない信心はありません。実行がなければ観念論です。大聖人様の仏法は観念論ではないのです。生活のうえに厳然たる功徳の証拠をあらわすか、あらわさないかという、証拠の仏法なのです。それが実行です。実践になるのです。
 最後に申し上げますことは、大聖人様御在世中、御本仏のおわしましたときにおいても、平左衛門尉をはじめとしての、大聖人様御一門に対する攻撃、そのときに、獅子身中の虫である太田親昌、長崎時綱、大進房、少輔房、何人かの大聖人様の弟子どもが、反逆して、平左衛門尉について、大聖人様の御一門を迫害しております。恐ろしいことです。
 大聖人様の御時代は、千世帯であられたか、二千世帯あられたか、三千世帯あられたか、それは私は知りませんが、御本仏様がおられた時代でも、そういう姿があったのです。
 いわんや、大聖人様が、お姿は見せてくださっておりません。また、恩師戸田城聖先生もおられません。あと残った私ども、皆さん方によって、百四十万世帯の人々を、最後まで団結させて、仲良く功徳にみちみちていかせるためには、大聖人様の時代でもそうであったがゆえに、今の私どもは、千倍も万倍も力を合わせて、団結し合って、激励し合っていかなければ、あいならんと思うものでございます。
 どうか一つ、伝統の小岩支部の関係です。恩師戸田城聖先生から、もっとも愛された支部でございます。先生に恩を返すお気持ちであったならば、あくまでも全学会に歩調を合わせて、さきほど理事長から話もありましたその指導を実践して、輝く広宣流布まで、伝統の小岩支部として戦っていただきたいと思います。

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