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日蓮大聖人・池田大作

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関西総支部幹部会 天理教を総攻撃せよ

1960.5.8 「会長講演集」第1巻

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3  しかし、今、二十数万世帯の人が総攻撃してしまいますと、天理教の中には、はいりきれません。たいへんな騒ぎになって、みんな気絶してしまいます。そういうような暴力はやめましょう。ぜんぶ座談会で、いっさいの邪宗教を撲滅することができる。一番かんたんに、一番価値的に、一番効果的に、ぜんぶの幹部が、座談会に、ぜんぶ出動していくならば、学会は、やすやすと三百万世帯の達成はできると思うのです。百四十万世帯が一世帯ずつやれば、あくる日は三百万世帯。騒ぐことはないわけです。
 あと七回忌までは一生懸命勉強すればいいと思います。仕事を一生懸命やっていけばいいのです。座談会で折伏し、そうして、どんどんどんどん大御本尊様を信心していきましょう。天理教がいくら大きい建物があっても、参りに行く人間がなくなれば、さびれます。つぶれるにきまっているのですから、建物がどうのこうのという必要はなくなるわけです。正しい宗教を教えていけば、自然に邪宗教を撲滅できると、これでいきましょうよ。
 天理教などでは、日本一の建物を売り物にして信者を釣っておりますが、私どもは、物心ともの、しあわせにひたりきった、幸福生活のひとりひとり、すなわち何百万という人材の城を築いていこうではありませんか。
 日蓮大聖人様の仏法は、世界最高の生命哲学であり、総理大臣であろうが、大科学者であろうが、だれびとたりとも日蓮大聖人様の仏法には頭を低くして教えをうけていくのが、まことの指導者の道であると思うのです。その橋渡しをしていくのが私ども幹部ですから、その幹部が何も言えなくて、大きいことを言って、やれ折伏だ、やれ功徳だ、信心だといっても、納得をさせることができなくなってしまいます。座談会に、教学に、そういう二本立てにしたいと思います。
 最後に、どうかひとつ、幹部はみずからをきびしく、そして一般会員の方々に対しては親切で、愛情をこめて、納得のいくまで、一人前の信心ができるように、幸福生活ができるように、大きい慈愛をもって指導してくださることをお願い申し上げて、私のあいさつといたします。   

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